税理士と家計簿

税理士でも家計簿はつけていなかった

娘のあーちゃんの幼稚園では
皆の前で自己紹介をします。

今月のテーマは、両親の職業でした。
私の職業は
あーちゃん曰く「タックスコンサルタント」
だそうです。

私の職業が
「タックスコンサルタント」と知った
あーちゃんのお友達ママから
家計簿のつけかたを聞かれました。

今でこそ
家計簿のアドバイスすることもありますが
あーちゃんが生まれる前は
税理士でも、家計簿はつけていませんでした。

家計簿のイメージは、、、

あなたの「家計簿」のイメージは
どんなものでしょうか?

私の中での家計簿のイメージは
私が子どもだった時に
母がつけていた「家計簿」です。
母は、雑誌の付録(暮らしの手帳)に
ついていた家計簿を使っていました。

私の母は、数字の計算とか電卓が
とっても苦手な人だったので
夜な夜な家計簿をつけながら
溜息をついていました。

溜息をつきながら
家計簿をつけている母を見て
幼かった私は
「お金と向き合うのって、大変だなぁ」と
思いました。

家計簿をつけはじめたキッカケ

私が自分のお金を管理するようになったのは
独り暮らしを始めた時でした。

毎月の家賃に電気代、食費に
友だちとご飯を食べに行くお金
その当時は、英語の勉強に命をかけていたので!?
年に2回、海外ホームスティのための
お金を貯金するために
家計簿をつけはじめました。

「お金の管理」といっても
収入と支出のバランスがとれれば良い、
ぐらいの感覚でした。

幼いころに、家計簿をつけることに
苦戦していた母を見ていたので
家計簿に苦手意識のあった私がやったのは
「通帳管理法」でした。

毎月の収入(お給料)と
出ていく出費を通帳でながめて
通帳残高が減っていなければOK
といった「ザックリ把握」でした。

当時の私は、1円単位で家計簿をつけることに
大きなストレスを感じていました。
ストレスをためてまで家計簿をつけても
続かないことは自分でわかっていたので
目的が果たせれば良い、
くらいの感覚でした。

今の家計簿アプリは凄すぎる

今の私は、ママ友たちに
スマホで使える家計簿アプリを
オススメしています。

最近の家計簿アプリは
レシートを写メするだけで
支出の登録ができるので有難いです。

あと、あと
レシートのポイ活ってご存知でしょうか?

レシートポイ活とは
レシート投稿アプリを使って
レシートの画像を撮影して送信すると
ポイントがもらえる仕組です。

レシートポイ活は
使う人(消費者)から見ると
「家計簿管理が楽になる」とか
「投稿することでポイントがもらえる」という
メリットがあります。

アプリ運営者(事業者)から見ると
「消費者の購買状況がわかる」といった
メリットがあります。

ポイ活が好きな方には
オススメです。

お金と向き合って良かったこと

私の税理士歴は15年になりました。

おかげさまで
多くの起業家さん、経営者さんにお会いすることできています。

今、税理士として1番大切にしていることは
関わってくださった起業家さん、経営者さんの
お金に対するポリシーを尊重すること、です。

お金は生きていくためには必須です。

誰もがお金は欲しいとおもっています。

ただ、
お金の使い方、使い道は、人それぞれです。

誤解を恐れないで言えば
お金の使い方に「正解」はありません。

自分が好きなものに
自分が価値を感じるものに
優先順位をつけて使う、ことが
人生を本当の意味で豊にしてくれるし
自分の人生を全うできると、私は思っています。

実は、
家計簿をつけるとか
帳簿をつけることで
「お金の使い方」を客観的に把握できます。

例えば、子どもができた時
将来にやりたいことが見つかった時
お金の不安を感じるかもしれません。

稼いだお金を
自分は何に使っているのか
どういう価値観で使っているのか
客観的に見えてくると
意外とお金の不安が小さくなります。

自分のお金の使い方
自分の価値観によるお金の出入りがわかると
お金を使う時に優先順位をつけることができ
漠然としたお金の不安が小さくなりました。

まずは1年分の通帳を用意する

「自分のお金と向き合う」オススメとして
まずは、1年分の通帳と
向き合ってみましょう!

私の通帳をみると、
支出のパターンは4つです。
①住居に必要なお金
(家賃やローンの支払、等)
②光熱費、通信費
③クレジットカード決済
④現金引き出し

①と②は必要な経費
③と④は、基本的にレジャー関連、と
区別しました。

私の場合
①、②、③、④の
ボリューム感を把握することで
自分が何にお金を使っているのか
どんなことに価値を感じているのか
把握することができました。

自分の1年間の「お金の使い道」が把握できると
自分らしいライフスタイルが見えてくる!

のではないでしょうか♪